炭焼き2009年08月03日 22時59分16秒

ドラム缶炭焼釜
久し振りの炭の注文が入り、朝から炭焼き。このところの景気の悪さから納品している旅館からの注文も暫くなかった。
3ヶ月ぶりの炭焼き。3台目のドラム缶窯にしてソロソロ1年だが稼働率が悪い。
小さな窯だから火をつけてから5~6時間で煙突から出る煙が紫煙になるが火を伏せ密封状態にして一晩かけてゆっくり冷ます。
その間は畑の草取り。
雨続きだから草の伸びも速い。地面が柔らかいのが救いだけど。

炭のはなし2008年09月11日 22時25分46秒

昨夜のNHKの「ためしてがってん」の炭はこうして使えは良かった
(NHKのHPから)
    ↓
http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2008q3/20080910.html

※火おこし
・棒状の新聞紙を10本作る
・炭のかけらを置く
・炭のかけらの上に、新聞紙を「井」形を作るように組んで置く
・その新聞紙の周りを囲むように炭を立てる
・円筒状に炭が並ぶ
・新聞紙の上に炭を1~2個置く
・火種を井形の新聞紙の中央に落とす
・2分後には新聞紙の上に置いた炭に着火!
バーベキューで炭に中々火がつかなくて苦労することが多いがこれで
きっとバッチリ!

※焼肉は水蒸気の力で柔らかく焼く
前の日から充分に水につけておいた炭を良く焼けた火の中に入れて水蒸気を出してその上で肉を焼くと水蒸気でふっくらジューシーな肉が焼けると言う。
これはためして見なければ・・・・

※炭には匂いを吸着する力があるが用途を間違って使用したら効果なし。
 ・靴箱は酸性のニオイ ←アルカリ性の白炭を入れる
 ・トイレはアルカリ性のニオイ ←酸性の黒炭を入れる
 ・クローゼットはアルカリ性のニオイ ←酸性の黒炭を入れる
 ・冷蔵庫は酸性とアルカリ性両方のニオイ ←黒炭と白炭の両方をいれる

白炭と黒炭の違いは
白炭は、炭やきの仕上げ段階でかまのなかに空気を入れ、ほぼやきあがっている炭を約1300度の高温で燃やし、ころあいを見て、真っ赤になった炭をかま口から取り出し灰と土を混ぜ、水分を含ませた消粉をかぶせてすばやく冷やしながら消す
黒炭は炭化が終わり、その段階でかま口や煙道口を密閉してゆっくり冷やしていく。

備長炭は白炭でその他ほとんどが黒炭のようだ。

私達が焼いているのは竹炭だけどこれも黒炭の製法で焼いている。

3代目炭窯完成!2008年09月11日 00時04分07秒

窯完成
ドラム缶の周りを土で覆い保温効果をあげる。
蓋の前も土を覆い熱が逃げないようにする。

今回は前面にステンレス材を貼り付けて熱風を入れるときも燃えないように出来たので使いやすいのではと思っている。
まだこれを使って焼くのは少し後になるので早くためしてみたい。

3代目炭窯設置2008年09月10日 23時47分05秒

新しいドラム缶窯に交換
竹炭焼き8年目。
ドラム缶炭窯も3代目になった。2代目もそろそろ交換と言いながら1年以上引き伸ばし今日の交換になった。

ドラム缶を鉄工所で窯仕様に溶接してもらい大体1本4年の耐用年数。
焼く時相当の高温度になるのでまず焚口の蓋部分がぼろぼろに成ってくる。密閉度が下がるので効率も悪かったがこれで焼く時間の短縮になるだろう。

炭焼きはやっぱり冬!2006年07月16日 22時30分12秒

大焚きが終わって紫煙になった。
暑い!
先週は竹炭を焼くために、竹を切り、割り、節を抜く
窯詰め作業・・・炭焼き。やっぱり炭焼き作業は冬の
仕事だ。
といっても作業は夫任せではあるから、周りでうろうろ
しながら手伝う。
炭窯はドラム缶を加工して使っているが、今の窯は
2代目。これも、もうそろそろ寿命のようだ。

鉄工所で溶接加工をしてもらったのが後1台しかない
のでもう少し頑張ってもらいたいものだ。

ドラム缶につめた竹に火がつかないように自己発熱
するまで熱風を送り込み、発熱し始めたら、空気のみを
送り込んで炭化するまで蒸し焼きにする。このときモク
モクとかなりの煙りが出る。(大焚き)

この煙が紫煙に変わって透通ってきたら密封して冷え
るまで待つ。
ドラム缶で紫煙に変わるまでが大体5~6時間くらい。
やっぱり、夏の日差しの中の作業じゃないと思うなぁ。