大町桂月2008年11月02日 21時49分28秒

奥入瀬渓谷 白糸の滝 
「住まば日の本 遊ばば十和田 歩きゃ奥入瀬三里半」  大町桂月

先週十和田へツアーで出掛けた。紅葉は丁度最盛期、お天気は曇りでイマイチだったが雨が降らなかったことで一応良し。
平日のお陰で奥入瀬渓流を流れに沿ってのんびり歩けた。
この奥入瀬渓流には15余りの流れが滝となって流入している見ごたえがある。もらったパンフレットに大町桂月の歌が記してあった。
大町桂月?知らない・・。
帰宅して調べて見ると、今年度版の高校の最新国語便覧には名前も載っていない。

Wikipediaによると
大町 桂月(おおまち けいげつ、1869年3月6日(明治2年1月24日)- 1925年(大正14年)6月10日)は、日本の高知市出身の詩人、歌人、随筆家、評論家である。
1904年(明治37年)9月に『明星』に発表された与謝野晶子の「きみ死にたまうことなかれ」に対して、「皇室中心主義の眼を以て、晶子の詩を検すれば、乱臣なり賊子なり、国家の刑罰を加ふべき罪人なりと絶叫せざるを得ざるものなり」と『太陽』誌上で非難している。これに対して与謝野晶子は『明星』11月号で「ひらきぶみ」を発表し、「歌はまことの心を歌うもの」と弁明している。 現在、大町桂月の評価が低下しているのは、こうした当時としては「常識的」で「多数派」であった発言が、後年の目から見れば国粋主義的にうつることからきているかも知れない。

とある。
人の評価はその時々の時代であるがこの歌思わず口ずさんでしまった。
バスの窓から眺める景色・・、豊かな幸せな日本。