スローな日々日記

１１月１８日（水）
７時起床。起きてラジウスで湯を沸かしコーヒーを淹れる。
温かいスープで朝食。
昨夜は雨。冷たい雨のはず、車のライト付近が凍っている。
隣にワゴン車、千葉から旅をしているとのこと。「もう２０日間も楽しんでいるんですよ」とステキなご夫婦だった。
８：１５分出発。この日のメインは釈迦院３３３３段の日本一長い石段の参道があるとのことで是非登ってみたいと。
カーナビに釈迦院を入れ、夫が「ルートが調べたのとちょっと違うな・・・」と言いながら出発。これが間違いの元だった。

釈迦院は大行寺山の山頂にあり、この山の麓をグルリとまわって石段の下に着く予定だった。ところがナビは釈迦院のお寺・・・山の上を案内をしてくれたのだ。国道４４５号は雁俣山１３１５ｍを目指して登っていく。その道の狭いこと・・・。「これでも国道？」もちろんすれ違えないし引き返すことも出来ない。道は切り立った崖をどんどん登る。とうとう２本杉峠まで１１００ｍまで登ってしまった。
峠から雁俣山が目の前、昨夜の雨は山頂の木々を「樹氷」の世界に変えていた。

二本杉峠から県道１５９号に入る。この道も国道４４５号以上に狭い。暗い杉林をさらに１０ｋｍくらい下る。１０：００釈迦院到着。

大行寺山（９５７ｍ）の山頂にきてしまった。石段を探しても見つからず、１時間近く付近の山歩きをして参道探し。石畳の参道を見つけ１ｋｍ余り行くと展望台、石段の一番上に到着。そこでは下から登ってきた人たちがお弁当を食べている。「車で展望台まできて楽しましたねぇ」などと言われたが楽どころか怖い思いをしたのに。

折角来たのだから皆さんとは逆に下りて、登ることにした。
階段の上出発１１：１５分。　
石段下に到着１２：００。４５分かかった。
軽く腹ごしらえをして、１２：２０分。登り始める
上に到着１：５０分。登り１時間半。下りの方が足が笑って大変だった。

途中で寄寓にも話しかけられた人が兄の知り合い。まさか熊本で会うとは・・・。
又あの狭い道を通るのはいやだがどうしようもない。２本杉峠まで戻って国道４４５号を五ツ木まで。深い谷の下の川はダム建設反対で知られる川辺川。この川沿いだが２本杉までとは違って所々工事で道幅が広がっているところがある。ダム工事のために作られているのだろうか。途中に平家の落人部落の五家庄へ行く道があった。厳しい自然のところだ。
４：００五ツ木道の駅到着「無事でよかったねぇ」とあらためて思った。
五ツ木温泉に入り五ツ木道の駅泊
距離１４９７ｋｍ。この日の走行距離、山道８８ｋｍ。怖かったぁ・・・・。