本2冊2011年04月08日 10時18分08秒

「晴れた空」(下) 半村 良。 上巻を読み終えたのが3月10日。東北大震災が起こったのがその翌日。 東京大空襲と震災の瓦礫が頭の中で混在して下巻がなかなか読めなかった。 60年前と違って今回は世界中の人々が支援のメッセージを送ってくれている。被災地にきっと届いていると思うけれど息の長い支援を心がけなればならないと思う。 「鹿男あをによし」   万城目 学  玄冬舎文庫。 「神無月だー出番だよ、先生」と鹿が話しかけてきた。卑弥呼の力で日本の地下にうごめく巨大ななまずを鎮めるべく古の時代から現代までの奇想天外な物語。 おりしもこの大地震。なまずを鎮めることが出来なかったのでは・・・。 などと思いを持ってしまった。 万城目学ワールドと言われる独特の小説、楽しめる。

コメント

_ take ― 2011年04月10日 17時17分38秒

それってドラマ化されたんじゃ
無いですか?
> 『鹿男あをによし』
この部分が覚えが有ります~
本としては読んだ事無いんですが・・・

_ chiga ― 2011年04月10日 20時38分28秒

>takeさん
こんばんわ。2008年にドラマ化されてたのですね。知りませんでした。この万城目さんは「プリンセス・トヨトミ」を呼んでからですが、結構視点が面白いですよね。

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